女性のオナニーについて、男性の皆さんはどのようにお考えですが、アガシと楽しく遊んでもらうために、韓国人女性(アガシ)のオナニーについて教えたいと思います。
現代性医学では適切な自慰行為は、円滑な性機能に役立つと見ているが、まだ多くの文化圏がオナニーをエッチなこと、タブー視しなければならと思っています。西欧圏では、子供たちが性器に触れる行動をしないようにするために、「オナニーをすると、手のひらに毛が出る」などの迷信を伝えて恐怖を与えたりしています。
しっかりとした説明をせずに、行為をすることを禁止したり、恐怖を与えることは、最終的に自慰行為(オナニー)への罪悪感をもたせることになってしまいます。そのことが原因で、自分の性感をみつけることについて抵抗したり、性について恐怖をもってしまうことがあります。オナニーを恐れてはいけません。
過去10年間、性医学専門医として活動してきた韓国のベクヘェギョン博士は、オナニーは「自然に習得する行動」であり、「大人になって、パートナーとの本格的セックスをする前に性機能を正常に動作させるための一種のトレーニングである」さらに「思春期以降に徐々に増加し始めている性欲を一人で安全に解消するための良い方法だ」と伝えています。
男性のオナニーよりも遙かにタブー視されてきた女性のオナニー。果たして女性はどのように自分の楽しみを見つけることができるだろうか?ベクヒェギョン博士に女性のオナニーとオーガズムについてさらに詳しく聞いてみたました。
多くの女性がオナニーをするときは、オーガズムを感じるが、パートナーがいるセックスになると、なんだか緊張してオーガズムを感じることができない、と難しさを訴えます。これはどのように解決することができますか?
オナニーではオーガズムをよく感じるが、パートナーがいる場合には、オーガズムをよく感じない人はかなりいます。その原因は緊張感で、性的興奮やオーガズムを低下する作用があります。もしもパートナーの前で緊張してしまったらオーガズムを感じることが出来ないのことも当然あります。
同様の例として、男性は過度の緊張が勃起反応を低下したり、セックスをあまりにも早く、または遅すぎるなど、性機能上に問題を起こすこともあるます。
このような問題を改善するためには、まずパートナーの前で過度に緊張していないことが重要です。ただし、緊張しないように意識しすぎてしまうと改善されるどころか逆に悪化することもあります。
まず試してみて見なければならないことは、パートナーの前でオーガズムを感じる練習をすることでです。パートナーがいる状況でオナニーをしたり、パートナーに刺激してもらう練習をすることは改善への有効な行為となります。それでもうまくいかない場合は専門的な治療を受けることが必要です。
クリトリスでオーガズムを感じる多くの女性が、挿入だけではオーガズムを感じづらい。クリトリスへの刺激を平行しなければオーガズムを感じることが出来ないのは正常ですか?
女性のオーガズムをクリトリスオーガズムと膣、または子宮オーガズムと分けて考えることは、100年もの過去にフロイトの男性優位的な精神分析に基づく、謝った理論であることがキンゼイ報告以降に発展した性医学の領域で学者によって明らかにされています。
女性のオーガズムの大部分は、クリトリスを直接的または間接的に刺激することで得ることのできるオーガズムであり、したがって、クリトリス刺激は女性をオーガズムに達するための最も効果的な方法と言えます。
オナニーするとき、普段は変態的不快だと思ったこと、あるいはそのような状況を想像してオナニーすることについて罪悪感を感じる人々がいます。奇妙な妄想に耐えるほど興奮する人々を「変態」と見るべきで、このような考えを抱き続けると最終的に本当の奇妙な人になってしまいますか?
自慰行為や性交時に性的興奮のための想像を性的ファンタジーといいます。性的ファンタジーを現実世界で行動化しない場合、これを置いて病的とか変態とは考えていません。
一般的に、人々が持つ性的ファンタジーは、実際の状況では、困難であったりタブー視される内容が多く、その内容があまりにも奇妙なことがない限り、ファンタジー自体を病的とは考えていません。
例えば、多くの女性が権力を持った者や有名人を性的対象に想像したり、被虐的な状況を性的ファンタジーで思い出す。男性の場合、複数のパートナーやサディスティックな状況を性的ファンタジーで思い浮かべるが、これを実際の現実化しないかぎり問題視されず、このような性的ファンタジーを持つ当事者が変な人になることはないから心配しなくても大丈夫です。
生涯オーガズムを感じたこと無いとういう更年期の女性は、オナニーをすることでオーガズムを発見することができるようになりますか?
人生でオーガズムを一度も感じたことが無いことを原発性オーガズム障害(Primary orgasmic disorder)といいます。ところが、このような場合は、オーガズム障害の中では、むしろ、最も治療がうまくいくと報告されています。
治療を適切にするためには、性機能に関連する心と、身体について詳しく知り、原因を見つけ、その原因を矯正することが最も望ましい治療と言えます。すなわちオーガズムをよく感じさせるという方法です。もし他の物理的、心理的な問題がない場合には、自慰行為の練習をすることがオーガズムを感じさせるのに役立つ場合が多いです。
ところが、更年期は、女性ホルモンをはじめとする性ホルモンも減少してしまい、体全体の機能や更年期うつ病などの心理状態にも問題が多く生じる時期なので、元の健康な性機能に問題が多く生じる時期でもあります。したがって、単純に自慰行為をするだけでは、性機能が、以前よりも良い状態になるには、限界がある可能性があります。
オナニーをしすぎると身体に悪影響が起こることはありますか?
オナニーの回数は、あまりしすぎないことが望ましいです。影響としては、学業や社会生活、人間関係などに支障が出たり、毎日、一日に三回以上する場合、過度のオナニー中毒などの可能性があるので、注意が必要です。
また、オナニーの方法も硬いもので性器に強く摩擦するなど、あまりにも強い刺激を繰り返し与えると、性器の損傷がおこるので注意が必要です。極端な形でなければ身体への損傷の可能性は落ちますが、痛みを経験したり、不快感があるようであれば、オナニーの回数を制限したり、方法を再確認した方がいいと言えます。
性感を改善するため、普段から努力をするべきですか?
性感を含む性機能は、私たちの体と心の健康状態と直結されています。そのため、身体と心の健康状態をよく維持することが最も基本的で根本的な性機能を強化しよい状態で維持する方法です。そのためには、適切な体重を維持、運動、ストレス管理、飲み過ぎや喫煙を控える、安眠などが役立ちます。
それに加えて、安定したケーゲル運動(骨盤底筋体操)、パートナーと一緒にする性感啓発と活発なセックス、また性交が難しい場合は、適切かつ健全な自慰行為をすることなどが性感改善に大きな助けになります。